NVDAのエントリーグラボはAMDにとって悪夢!
この記事を受けて、10月24日の米国株式市場では
NVDA +4.69%
AMD +7.44%
でフィニッシュしております(爆)!
NVDAQ3の決算前に$70越えてきたんだけど、もうちょっと落ち着いた値動きだとうれしいんだけどな~
バブルになると折角の相場終わっちゃいますからね。
あと、いくら株価上昇の可能性があってもAMDには投資したくないんだよね。
万年クソ赤字だし、もはやお荷物でしかないCPU事業もあるし。
そのおかげでGPU全般ににあんまり投資できなくて、売上伸ばす手段が「性能イマイチのグラボを大安売りする」しかなくて。。。
最適化されたベンチやゲーム限定で、RX480の2枚刺し(SLI)で、GTX1080を上回るコスパと性能!
とか苦しすぎるでしょ。
みんなもクリスマス向けに GTX1050 買って、NVDAのホリデーシーズン売り上げに貢献しよう(爆)!
(以下抄訳)
・予定価格
GeForce GTX 1050 $109
1050 Ti $139
・ベストパフォーマンスを超低価格で提供できるカードであり、これをNVDAは以前まで重要視してこなかった新規ゲーマー向けにローンチしている。
・NVDAは従来よりハイエンドマーケットを重視してきたが、新規参入ゲーマーをターゲットにすることで、ローエンドマーケットも支配しようとしている。
・グラボ市場では、70%以上のシェアをもっているが、近年AMDの巻き返しにあっている。
・NVDAのASP(average selling price)トレンドは近年上昇傾向であり、一般的にそれは喜ばしいこととされる。このローエンドグラボのケースではASPは下がってしまう。
・ただし、ローエンドマーケットでより大きなシェアを握ることが目的なのでOKだ。(青田買い、囲い込み的な?)
・近年グラボ市場においてのみではあるが、AMDがシェアを伸ばしてきていたが、負け犬的なポジションにいることは明白であった。
・NVDAよりも低価格の商品を発売することでユーザーをつなぎとめてきたからだ。
・しかもこのNVDAの思い切った値段設定により「ローエンドマーケットで、唯一低価格で現行アーケティクチャー世代のグラボを売っている!というAMDの優位性(2か月間だけではあったが)」が失われる。
・ちなみにAMDの競合は RX 460
$109 (メモリ2GB) (1050といっしょ)
$140 (メモリ4GB) (1050 Tiといっしょ).
・値段は一緒でも、性能は若干NVDAのほうが上とみられている。
・1050は10月25日発売(つまり売上はすべてQ4に計上される)
・グラボ事業は全体の55%の売り上げをもたらしているが、ローエンド市場も支配することで、さらに売り上げを伸ばしていくことができる。
・近年AMDはローエンドマーケットでシェアを伸ばしてきたがNVDAは、やすやすとそれを認めることはないようだ。