January 2017 Steam H&Sware Survey
決算出た後でなんなんですが、毎月恒例のスチームサーベイでグラボの売れ行きをチェックします。
DX12対応GPUの中での採用率の推移
Aug Sep Oct Nov Dec Jan
GTX 1060 0.30% → 0.90% → 1.41% → 2.06% → 2.79% → 3.37%(+58 bp)
GTX 1070 0.98% → 1.42% → 1.77% → 2.15% → 2.52% → 2.69%(+17 bp)
GTX 1080 0.68% → 0.88% → 1.03% → 1.17% → 1.32% → 1.35%(+3 bp)
GTX 1050Ti 0.33% → 0.64%(+31bp)
GTX 1050 0.30%(+30bp)
マクスウェル世代GPU
Oct Nov Dec Jan
GTX 980 Ti 1.33% → 1.24% → 1.19% →1.08%( -0.11%)
GTX 980 1.33% → 1.28% → 1.24% →1.11%( -0.12%)
GTX 970 7.08% → 6.90% → 6.50% →5.91%( -0.59%)
GTX 960 5.24% → 5.11% → 4.97% →4.87%( -0.10%)
グラボ売り上げの減速傾向が明白になりましたね。とくにハイエンドが売れてません。1070や1080の失速がひどいです。1050などでは数が出てもトップラインへの影響が限られますので。
マクスウェル世代からパスカル世代へのアップグレードが進んではいますが、一番お金を落とす層は、もう買い尽くした感じがします。ホリデーシーズン後なので、仕方のないことですが、すべてのラインアップで、1月は12月を下回っています。
STEAM全体のダウンロード数は増えているので、同じアップ率の場合は、前月比で出荷数が増加していると判断していいと思います。ハイエンドの鈍化をエントリーレベルがどれだけ補えるか?ですが、Q4の決算は悪くはないでしょうが、Q3ほどのインパクトはないでしょうね(後だしジャンケン)。
960MなどのMバージョンのシェア拡大傾向も続いています。LoLとかMOBA系をノートでみんなやってるんでしょうかね。
2017Q1はスイッチ向けの売り上げもわずかながらに貢献するでしょうし、まだまだ前年度比での比較はツラくないでしょうから、大きく下押ししたならば買ってもいいと思いますが、現状の株価はフェアバリューでしょうね。